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事例(業務改革:ケース1)

◆概要

 製造業A社は生産方式が異なる事業を多くもち、見込み生産と受注生産の切り替えを判断するためにデカップリングポイントを考慮した生産管理方式を基幹システム導入プロジェクトを契機に検討しました。


取り組み内容

 基準生産計画(MPS)とMRP機能に基づく生産管理を行うか、製番管理による生産管理を行うかは、品目の特性や製品のライフサイクル、部品表をどこまで整備するかなど、業務負荷とのトレードオフの中で最適な計画管理と手配方法を事業毎で策定しました。

 システムとしてはMRP機能と製番管理機能を両方の機能をERPを選定し導入をしました。

 受注設計生産方式の事業のおける業務改革テーマは次のテーマとなります。
  ・設計からの情報による部品の先行手配(設計と生産のコンカレント化)
  ・設計進捗と設計作業工数実績の把握
  ・設計変更管理
  ・設計BOMの構造では生産に支障がある場合の生産計画の対応
  ・引合・見積り管理 (原価積算と見積書作成)。
  ・プロジェクト別の実際原価把握・予定原価と実際原価対比


◆検討ポイント例

(デカップリング・ポイントと生産管理方式)

(製品特性に応じた生産管理方式)