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事例(プロジェクト:ケース4)

◆概要

 海外を含め、複数の拠点で製造を実施していたクライアント企業では、商品の企画から生産終了に至る一連の活動におけるコスト情報が社内で散在しており、製品毎の原価・収益管理が行えていない状況でした。
 
 社内に散在するコスト情報を有効に活用して原価の可視化と障害収益を管理する仕組みを構築することを目的として、プロジェクトがスタートしました。


取り組み内容

 原価計算の目的を管理目的と位置づけ、経営判断・意思決定にインパクトの少ないコストの把握については簡易的な計算方法(標準原価の活用など)とし、確実に運用し続けられる仕組みづくりを行いました。

 複数の拠点をまたがっての製造活動に伴う連結原価(内部取引利益を控除した真水の原価)の把握により、クライアント企業全体のコストマネジメント体制の確立を行いました。

 商品の企画から生産終了まで、一連の活動におけるコストを製品シリーズ別に把握可能とし、製品ライフサイクル収益を把握・管理する仕組みを実現しました。(低収益シリーズからの撤退、高収益シリーズへのリソース投入などの意思決定に活用)